笹の川酒造が2015年に創業した安積蒸溜所がリリースしたボトル。加水も冷却濾過もされておらずアルコール度数は59度です。
香りは刺激の強いアルコール感、麦芽、インク、かすかにりんご、小梅、バラを感じる。口に含むと麦芽の甘みとしっかりした渋みが広がる。フィニッシュは舌に響くような渋みが長く続く。
加水した方が全体にまろやかでバランスがいい感じです。
PS:笹の川酒造は福島県郡山市にあり、あのイチローズモルト・秩父蒸溜所の前身である羽生蒸溜所が閉鎖された時に行き場のない樽を自社の貯蔵庫に引き受けたというウイスキーファンにとっては救世主とも思える酒造です。