生駒のチャールストンさんでバックバーにブックアダーのロウカスクのボトルを発見。ボトルに残った最後の一杯を頂きました。
ブラックアダーのロウカスク。何も加えない何も削らない文字通りの樽出し原酒です。ブレアフィンディとはスペイサイドの家族経営の蒸溜所グレンファークラスの別名です。訳あってグレンファークラスと名乗れないようですが…
香りはタンニン、オレンジピール、爽やかな葡萄、イチジク。
フレーバーは良い意味でシェリー樽熟成に特有の濃厚さが控えめで絶妙なバランス。甘み。渋み、酸味のハーモニーを感じます。
PS:グレンファークラスはスコットランド スペイサイドの今でも家族経営を続ける蒸溜所です。
熟成はシェリー樽熟成にこだわっていますがその中でも使う樽はすべてスパニッシュオークの樽です。また蒸溜の際の加熱方法がスチーム加熱ではなくガス直火焚きであることが独特なトースティーな香味を生み出しています。
グレンファークラス105(105とは105プルーフのことでアルコール度数60度で瓶詰めしています)というボトルは、あのサッチャー元首相が愛飲していたそうですよ。