バックバーでこのラベルが目立ってました。
アロマは青草、バニラ、溶剤、古いタンス、インク、イチジク。フレーバーはいちご、イチジク、苦味の混じた独特の酸味。加水するとフルーツの甘さ酸味が現れる。フィニッシュで心地よい酸味が印象的。
時間が経つと円やかな香味が現れ最初のクセのある香味とのバランスが面白い。
ミズナラ樽のフィニッシュ。
PS:グレンダロッホはアイルランドのクラフト蒸溜所で2011年創業です。ここは初期キリスト教の聖地でセント・ケヴィンの伝説でも有名です。
ラベルの人物がセント・ケヴィンで王位に就く事を拒否しこの地の森の中で修道僧として7年の苦行を積み7つの教会を建てたそうです。またブラックバードが手の平の上に産んだ3個の卵がかえるまで13日間そのままの姿勢で湖に立ち続けたそうです。おそらくこれがラベルの絵で右手に鳥、左手に卵3個乗っかってるようです。
というわけでこの蒸溜所は7年熟成と13年熟成にこだわっているようですよ。