ちょっとボトルデザインが可愛いジョニーウォーカーの原酒です
アロマはバニラ、ほんのりタンニン香、リンゴ、蜂蜜、バルサミコ酢、草の香り。フレーバーは優しい甘みと渋みが舌に染みるように広がります。口当たりは柔らかく喉を通すとリンゴのような酸味が加わりフィニッシュに繋がり、最後は心地よく渋みと酸味が溶けていきます。
重厚感を感じるわけではありませんが、しっかりとした輪郭のある味で食後にゆっくり飲みたいモルトです。
PS:スコットランド スペイサイドのカードゥ蒸溜所は1811年に密造酒造りから創業し1824年に政府公認蒸溜所となっていなす。あのジョニーウォーカーの原酒として有名です。
創業者はジョン・カミングですが政府公認の蒸溜所になる前には3度密造容疑で逮捕されているようです。そして義理の娘のエリザベス・カミングは経営の才覚があり後にウイスキー産業の女王と呼ばれるほどに大成功をおさめたそうです。