辛口シェリー、フィノの樽を使っての後熟。珍しいです。
アロマは正露丸、灰っぽいピート、草のような苦味、潮の香り、強いドライ感、背後にレモンのような柑橘系、土の香り。フレーバーはスパイシー、ドライ、草っぽいピート、モルティーな甘さ。喉を通すとレモネードの甘み、酸味。紅茶やタンニンの渋み、草っぽく灰をかじったようなピート。フィニッシュは暖かく渋み甘みが舌に痺れるように続く
強いピート感、ドライ感が背後にあるので喉を通した時の酸味、甘みが際立ちました。
PS:2018年アイラフェスティバルで発表されたラフロイグ カーディス フィノカスクフィニッシュ。カーディスは主に「フレンズ・オブ・ラフロイグクラブ」というファンクラブの会員向けに年一回リリースされるシリーズです。ファーストフィルバーボン樽で熟成後、辛口シェリーのフィノが熟成された樽で後熟させています。ウイスキーの熟成にフィノの樽を使われることは少ないと思うのですが、このラフロイグとの相性は素晴らしく美味しく頂きました。