ドラックストアでも見かける手に入りやすいシングルモルトですが充分楽しめます。
アロマはバニラ、柿、びわ、ワックス。口に含むと柿のような渋み、マンゴーのような甘み、喉を通すと一気にバニラ感がしみて行きます。フィニッシュに向けては柑橘系、トロピカルフルーツの甘味、樽由来のフレッシュな渋みを感じます。
PS:トマーティン蒸溜所の創業は1897年、最盛期の生産量はスコットランドランド最大級でしたが1980年代のウイスキー不況で倒産。1986年に日本の宝酒造が中心に買収、日本の企業が所有する最初のスコットランドの蒸溜所です。
今回飲んだのはノンエイジのトマーチン レガシーです。値段は手頃ですが味は充分に楽しめるものでした。