バーボン樽、アメリカンホワイトオークのシェリー樽、スパニッシュオークのシェリー樽の3種の樽の原酒をブレンドしたグレンタレットです。
アロマはバニラ様の甘い木香、皮製品、塩っぽい沢庵、時間が経って柑橘フルーツ、ドライフルーツ。
フレーバーは口当たりは優しく甘さが主体、喉を通すとフルーツの酸味が溶けて行きスッと消えていくと同時にフワッとシェリー香の渋み甘みが優しく湧いてきます。
優しく飲みやすいモルト。疲れていてもまったりと飲めます。
PS:グレンタレット といえば最古の現存するスコッチ蒸溜所として有名ですが、ギネスブックに載っているウイスキーキャット「タウザー」のことが思い浮かびます。昔は熟成庫に原料の大麦を貯蔵していてそれを狙って鼠が繁殖することが多かったようです。そのためにネズミの駆除のための大事なスタッフとして猫を飼うことが多かったようです。グレンタレット蒸溜所のタウザーは28899匹のネズミを捕獲したそうです。タウザーはネズミを捕獲したら所定の場所に並べてたらしいですよ。
昨今はEUの規則で食品製造業者は建物の中で猫を買えなくなっていたようです。ちなみに今飼われている猫は飼っていても大丈夫だそうなのですがその猫たちが死んでしまうとウイスキーキャットはいなくなっちゃうのかもしれません。
でもイギリスのEU離脱でこの規制も変更なのかな?