7年熟成の若いクレイゲラキでしたが充分フルーツ感を楽しめました。
アロマはなめし皮、タバコ、完熟リンゴ、ハチミツ、オレンジ。フレーバーは柑橘系の爽やかな酸味、甘み。喉を通すと渋甘い優しいシェリー感。フィニッシュは暖かい渋み、洋梨のような酸味。
時間が経つほどにフルーツ感がたち滑らかに。
PS:クーパーズ・チョイスのシェリーカスクフィニッシュ。2008年蒸溜後、7年以上アメリカンホワイトオークカスクで熟成した後、シェリーカスクで後熟したものです。クーパーズ・チョイスはボウモア蒸溜所でゼネラルマネージャーを務めたブライアン・クルック氏がグラスゴーに創業したヴィンテージモルト社がリリースするブランドです。
このボトルは7年熟成のシングルカスクですがアルコール度数は46度で加水は行われているようです。開栓後しばらく経っていることもありグラスに注いですぐにフルーティな香りを放っていましたが、時間が経つにつれさらに爽やかなフルーツを思わせる香味が開いて来ました。