キャパドニックは2003年に閉鎖されたスコットランド、スペイサイドの蒸溜所です。


アロマは薫製、バーベキューの炭、土っぽいピート、焦げた木材、葉っぱ、焼き和菓子、濃い紅茶、草っぽい甘い香り、フレーバーは心地よい柑橘フルーツの酸味の後、土っぽい苦味、紅茶の甘味が続きます。
フィニッシュは土ぽいピートと薬草のような苦味。
PS:キャパドニックはグレングラントの第2蒸溜所としてスペイサイド、ローゼスに1898年創業し、2003年に閉鎖された蒸溜所です。建物自体も2011年に取り壊されています。因みにキャパドニックとはゲール語で「秘密の泉」の意味で、秘密裏に恋人たちが密会する場所とされています。
当初からノンピートタイプとピーテッドタイプをスモールバッチで生産していたようですが、僕自身はピーテッドタイプは初めて飲みました。薫製や土っぽさを感じるピートとハーブっぽい香味が印象的です。