グレンリベットの限定品、オリジナルストーリーズの第2段です。

アロマは優しくしっかり語りかけて来る印象。
トップノートで黄桃、黄色い花。続いてバニラ、シナモン、青リンゴ。優しい麦芽のニュアンス。背後に硫黄、ハーブ。
フレーバーはアタックで優しいフルーツの甘味、喉を通すと酸味、オークの渋味が広がる。全体的に熟したフルーツのニュアンスで樽由来のスパイス感がアクセントになっている。スタンダードのグレンリベットより酒質もしっかりとしている。
フィニッシュは樽の甘味とスパイス感。余韻は中程度。
優しいフルーツ感と時間が経って現れて来るスパイス感の絡み合いが豊かな味わいを演出している。
PS:グレンリベットの限定品シリーズ、グレンリベットオリジナルストーリーズの第2段です。今回は1824年に創設者ジョージ・スミスが初の政府公認の製造免許を受けたことに敬意を表してのリリースのようです。おそらくは当時の味の再現を試みているのでしょう。
ファーストフィルのバーボン樽とファーストフィルのヨーロピアンオーク樽熟成の原酒を使用しており、味わいからもその特徴が上手く表現されているように感じます。