スプリングバンク10年

最近ラベルが変わって飲みたくなりました。ラベルは昔の方が好きですが味は今の方が好きかも…

アロマはソルティ、バニラ、イチジク、ピーチ。口に含むと心地よい木香とともにスパイシーでソルティーなフレーバー。続いて桃、リンゴ、柑橘形の酸味。フィニッシュは暖かい渋み。

PS:スプリングバンクはスコットランド 、キャンベルタウンの蒸溜所。なんと言っても原料となると全ての大麦麦芽を自家製麦のフロアモルティングでまかなっている唯一の蒸溜所として有名です。ソルティーな味わいが特徴的なスプリングバンクですがフルーツ系の酸味も印象的でした。

グレンリヴェット12年アンブレンデッド オール モルト

いつも飲んでるグレンリヴェット12年のオールドボトルです。

アロマはモモ、イチジク、ブドウが相まって芳醇。口に含むと柔らかな口当たりのオレンジ、蜂蜜。飲み込むと芳醇なブドウの香味が広がり、甘いシェリー酒を連想。

PS:サントリー が輸入元になっていた頃のグレンリヴェット12年です。特級と書かれておりウイスキーの級制度が廃止されたのが1989年ですので1980年代のものでしょうか?アンブレンデッド オール モルトつまりシングルモルトってことでしょうが、通称アンブレとか呼ばれてたそうです。

今のウイスキーにない独特な芳醇な香味が印象的でしたが現行のグレンリヴェット12年も良い出来だと感じます。

両者は全く違うモルトウイスキーとして楽しまれるべき物と思いました。

ブルイックラディ ザ・クラシック・ラディ

ウイスキードリーム(スチュアート・リヴァンス著 白水社)を読んで久し振りに飲みたくなったボトルです。

アロマはオイリーで柔らかな酸味、桃やメロン、僅かに皮製品の様な香りも。フレーバーはスパイシーかつ爽やか。バニラ、イチジク、蜂蜜、舌には爽やかなレモンの様な酸味が残り溶けて行きます。

PS:元ボウモア蒸溜所のジム・マッキューワン氏と元ワイン商のマーク・レイニエー氏が中心に復活させたスコットランド アイラ島のブルイックラディ蒸溜所。ワインのようにテロワールとトレイサビリティにこだわっています。原料から製造行程を全てアイラ島で行う事を目指しているそうですが、まだフロアモルティングの復活だけが達成できていないようです。

伝統的なフロアモルティングによる製麦が実現するのも時間の問題のように思います。

ハイランドクイーン マジェスティ 16年

ハイランドクイーンとはスコットランド女王メアリースチュアートの事。ラベルの馬に騎乗しているのは当然メアリースチュアートなのでしょう。

アロマは洋梨、メロン、華やかな花の香り。続いて小梅、バニラ。フレーバーは爽やかな赤ワインの渋み、酸味。舌に渋みから花の香味が残って行きます。

ハイランドクイーンはブレンデッドウイスキーのブランドですがこのマジェスティはシングルモルトです。おそらくはタリバーディンが原酒と思われます。

PS:メアリー・スチュアートは悲劇の女王として知られ、イングランド女王エリザベス1世とは女王の座を争ったライバル同士です。結局エリザベス女王に処刑されたメアリーは悲劇のヒロインとして語られる事が多いです。

メアリーは生まれながらのスコットランド女王でありスコットランドでは絶大の人気があります。

ヘーゼルバーン 10年

東心斎橋アイラさんで食前酒として頂きました。

アロマは心地良い木香、バニラ、バナナ、南国フルーツ。

口に含むとイチジク、杏、レモン。つぎにソルティな香味と甘みのハーモニー。フィニッシュに向けて暖かい甘味が舌に染みて行きました。

PS:スプリングバンク蒸溜所で造られるヘーゼルバーン、3回蒸留、ノンピートが特徴です。ヘーゼルバーンはかつてキャンベルタウンに実在した蒸溜所でマッサンこと竹鶴政孝が留学中に研修を受けた事でも有名です。

同じ蒸溜所で造られているスプリングバンクよりソルト感は控えめに感じました。

グレングラント メジャーリザーブ

手頃な値段で美味しく頂けるシングルモルトです。

アロマはリンゴの蜜、バナナ、スミレ、かすかに油性マジック。

口に含むとリンゴの心地よい酸味、適度のタンニン様の渋みフィニッシュに向けて酸味甘みが心地よい。

PS:グレングラントはスコットランド、スペイサイド ローゼスの蒸溜所です。イタリアでは絶大の人気を誇っていて70%のシェアを誇っている様です。

以前飲んだグレングラント10年はすっきりし過ぎていてあまり印象に残っていませんでしたがこのメジャーリザーブは華やかで結構楽しめます。改めて今度は10年も飲みたくなりました。

ちなみにこのメジャーリザーブはボトル2000円台で手に入ります。

ボウモアNo.1

No.1はボウモア蒸溜所の第1貯蔵庫で熟成されていることに因んでいる様です。

アロマはスミレ、ジャスミンのような花の香りを伴いピートが香ります。バニラそしてかすかにシナモン、ブドウ、小梅。口に含むと花やバニラを伴いピートが広がる。少しして鼻に潮の香りが抜けて行きます。フィニッシュに向けタンニン様の渋みも現れ優しく続きます。

PS:海沿いにあるボウモア蒸溜所の第1熟成庫は海抜0mに位置し床は海面より低いそうです(当然、海水や潮の香りの影響を強く受けると思われます)。樽は100%ファーストフィルのバーボン樽のみを使用しています。

履歴から想像する香味とは異なり僕には花の様な優しいアイラモルトと感じました。