トバモリー 10年

マル島のノンピートタイプの麦芽で仕込まれるトバモリー です。

アロマは洋梨、オイリー、ソルティ、ほんのり沢庵、草っぽい麦芽香、バニラ、微かにタンニン、オーク香が心地よい。
フレーバーは口当たりが柔らかく、フルーツの甘みと樽由来の渋み。飲み込むとスパイシー感、ソルティ感と柑橘系の酸味が広がる。フィニッシュはオレンジピールのような酸味と渋み、暖かく心地よい。

時間が経ってソルティな中に柑橘系、南国系のフルーツのニュアンスが強く主張してきます。

PS:トバモリー はスコットランド、マル島の蒸溜所。ノンピートタイプのトバモリー とピーテッドタイプのレダイグを造り分けています。蒸溜所は漁港に面してますが、ほとんどの樽の熟成は本土内陸のディーンストンかアイラ島のブナハーブンで行われています。
トバモリー から感じることがある微かなピートフレーバーや質感のしっかりしたオイリー感、ソルティ感が何処から生まれるのか色々想像してしまいます。香味を感じながら製造工程や環境からその起源を探るのもウイスキーを飲む楽しみの1つです。

シークレットオークニー 24年 1995 ザ・モルトマン

シークレットオークニーという事ですが、蒸溜所名は明らか?です。

アロマは穏やかに香り立つ。上質なタンニン香、完熟フルーツ、干し柿、イチジク、アプリコット、黄桃、プラム。
フレーバーは滑らかで優しい。渋み、酸味、甘味のバランスが絶妙。ソルティー感、洗練されたピート感、タンニン感、枯れた上質のフルーツ感が漂う。 時間が経って昆布のような甘さ、ソルティ感が強く主張。
フィニッシュは渋く甘い、オーク感、フルーツ感が優しく長く続く。

PS:「ザ・モルトマン」はボトラーズのメドウサイド・ブレンディング社のフラッグシップ・ブランドです。シークレットっとの事ですがオークニー諸島の蒸溜所といえば2つだけしか思い浮かびません。味わい的にハイランドパークであることは間違いない?のでしょう。
これもサケトライさんのテイスティングセットを購入し気に入ったので、ボトル購入しました。
ボトラーズのボトルは買って開栓するまで味がわからないことが多いのですがこのサケトライさんのシステムは自分自身で確認した上で少し安くボトル購入出来るので有難いです。

モートラック 11年 2007 クランデニー

スペイサイドの異端児、ダフタウンの野獣などと称されつモートラックです。

アロマは華やかで深く、フルーティ。バニラ、イチジク、チェリー、なめし皮、完熟リンゴ、濃厚なフルーツ感が漂う。
フレーバーは甘渋く、やや土っぽく、深みがある。骨格がしっかりしていて、舌の上でスジっぽい質感を感じます。バナナのような甘み、柑橘系フルーツの酸味も漂う。
フィニッシュは深みを伴いながら、柑橘系フルーツの皮のような渋み、酸味。

PS:フルーティでありながらモートラックらしいしっかりとした酒質を味わえるモルトです。地元のバーで以前飲んで美味しかったのでボトルを購入しました。スペサイドモルトでありながら独特の香味や質感を楽しむことが出来ます。

デュワーズ 12年

ハイボールで凄く美味しいブレンデッドスコッチウイスキー。ストレートもなかなか美味しいです。

アロマはしっかりとも語りかけて来る印象。乾いたオーク香、時間が立ち完熟リンゴ、バニラ、シナモン、麦芽香、蜂蜜、黄色系のフルーツ、削り出しの木香、
フレーバーは柔らかい口当たりで、甘み、酸味が主体で喉を通して渋みが追いかける。
リンゴ、シナモン、穀物感を感じる
フィニッシュは暖かい甘み、渋み。ドライな口当たり。

PS:ジョン・デュワーズ&サンズ社の創立は、1846年。創設者ジョン・デュワーズの次男トーマス・デュワーズは、セールスの才能に長け、ロンドン、アメリカなど広くにこのスコッチウイスキーの存在を知らしめました。そして、諸説ありますが一説では、デュワーズはハイボールの起源と深く関わっているとも言われています。
実際にハイボールにしてもこのデュワーズ12年は秀逸な味わいです。

グレントファース15年

バランタインのキーモルトシリーズのNo.3。これはグレントファース15年。

アロマは柔らかくフルーティ。完熟りんご、プルーン、ブルーベリー、バニラ、爽やかなハーブ香、優しい麦芽香、時間が経ってハチミツ、柑橘系フルーツ、マンゴー、ナッツ、トフィー。
フレーバーは優しく柔らかなフルーツ感。優しい酸味、甘味が主張。背後にタンニン様の適度な渋み。完熟フルーツ、甘さ控えめなフルーツタルトを連想。オフフレーバーをほとんど感じない。飲みやすく、スムーズ。
フィニッシュは酸味、甘味、渋みがバランスよく続く。

PS:スペイサイドモルトの優しいフルーツ感の魅力が前面に出ているボトルです。
かつては、ロイヤルハウスホールドやブラック&ホワイトの原酒として使われていましたが、現在はバランタインのキーモルトとしてあまりにも有名です。
この優しいフルーツ感は、モルト好きの人ならほとんどの人が好印象を持つと思います。

レアオールドブレンデッド 1980 38年 エリクサーディスティラーズ ウイスキートレイルヘリテージ

ラベルも素敵な38年熟成のブレンデッドウイスキーです。

アロマはタンニン、熟した柿、田舎の果樹園、びわ、溶剤、レーズンバター、バニラ、オレンジ。時間が経ってトロピカルフルーツ。
フレーバーは上品な酸味と渋み。オレンジ、ぶどうの実、上品に枯れたタンニン感、舌の上でじっくり溶けていく感覚。懐かしくホッとする感覚が伴う。
フィニッシュは酸味を背景に暖かく甘く、渋い。絶妙なバランスが心地良い。

PS:エリクサーディスティラリーズはスペシャリティドリンクスのボトラーズ部門です。このボトルは長熟のシェリー樽熟成の魅力を堪能できます。余計な主張はなくそこに存在するだけで魅力を放っている印象。不思議と懐かしく和のテイストも感じます。

シークレットハイランド 2010 9年 52.6% ディスティラリーズ・コレクション

蒸溜所不明のハイランドモルトです。

アロマはしっとりと香り立つ。完熟フルーツ、バナナ、バニラ、溶剤、トフィー、糖蜜、ほのかにピート、奥にハーブ。時間が経ってリンゴ、洋ナシ、
フレーバーは甘く、心地よい酸味。喉を通すと濃厚な甘みを伴いながら南国系のフルーツの爽やかな口当たりを伴い、フィニッシュでは樽由来の渋味、酸味が心地よい。
9年熟成ながら程よい熟成感を感じる。

PS:スコッチモルト販売のブランド、ディスティラリー・コレクションの蒸溜所不明のハイランドモルトですが、クライヌリッシュ?あたりを連想します。そしてラベルの写真は山猫?なんでしょうか?クライヌリッシュといえばオフィシャルボトルに山猫の絵が描かれています。ということはやはりクライヌリッシュ?… 不明の蒸溜所を想像しながら飲むのも楽しいもんです。
サケトライさんのテイスティングセットで試飲して、気に入ったのでボトル購入しました。

ジョニーウォーカー レッドラベル

久しぶりに飲みたくなりスーパーで衝動買いしました。

アロマは乾いたオーク、バニラ、シナモン、タンニン、麦芽香、ややソルティ、微かに沢庵香、かすかに溶剤。
フレーバーは滑らかで優しい、酸味、砂糖水のような甘みの後にクリーミーさが際立つ。ブドウ、オレンジ。背後に優しいピート。
フィニッシュはブドウの皮の渋み。かすかに金属感。

PS:何処にでも売ってるジョニーウォーカー レッドラベルです。前に飲んだのを思い出せないくらいに、久しぶりに飲みました。
1000円を切る値段で手に入るブレンデッドウイスキーとしては、充分すぎるコストパフォーマンスです。ハイボールやロックで飲まれる事が多いと思うのですが、ストレートで飲むのも悪くなく、スコッチブレンデッドウイスキーの魅力をバランスよく体現している印象です。

タリバーティン 20年

ハイランドクイーンのキーモルトです。

アロマは草っぽい香り、乾いたオーク香、柑橘フルーツ、麦芽香、バニラ。
フレーバーは滑らかで優しい。麦芽糖の甘味を伴いながら苦味、酸味が主役。オレンジピール、ライチ、ハーブ、メントール。
フィニッシュはハッカにようなドライ感。
少量の加水で甘みとフルーツ感が前面に。

PS:タリバーティン蒸溜所のあるブラックフォード村は名水ハイランドスプリングの取水源として知られています。ブレンデッドウイスキーのハイランドクイーン、ミュアヘッドのキーモルトとしても知られ、ハイランドモルトでありながら地理的にローランドにも近くローランドモルトの優しいニュアンスも感じます。

キルホーマン マキヤーベイ

キルホーマンの定番品、マキヤーベイです。

アロマは麦の甘い香りに続き、ハーブ、土っぽさ、酸味を伴うピート、淡いレモンの香り。
フレーバーはピートと柑橘系の酸味。心地良いピートが舌に広がりモルトの甘味が追いかけ、柑橘の酸味、レモンピールの苦味が心地よくフィニッシュに現れます。余韻でソルティ感、スパイシー感も伴います。

PS:2005年創業開始のキルホーマンですが熟成の進んだ原酒が増えて安定したキャラクターを感じれるようになってきたようです。
このボトルは比較的若い原酒で構成されているようですがバーボン樽由来のフルーツ感、麦芽の甘さ、ハーブ感、土っぽさを伴うピートをバランスよく味わえます。