グレンタレット トリプルウッド

バーボン樽、アメリカンホワイトオークのシェリー樽、スパニッシュオークのシェリー樽の3種の樽の原酒をブレンドしたグレンタレットです。

アロマはバニラ様の甘い木香、皮製品、塩っぽい沢庵、時間が経って柑橘フルーツ、ドライフルーツ。

フレーバーは口当たりは優しく甘さが主体、喉を通すとフルーツの酸味が溶けて行きスッと消えていくと同時にフワッとシェリー香の渋み甘みが優しく湧いてきます。

優しく飲みやすいモルト。疲れていてもまったりと飲めます。

PS:グレンタレット といえば最古の現存するスコッチ蒸溜所として有名ですが、ギネスブックに載っているウイスキーキャット「タウザー」のことが思い浮かびます。昔は熟成庫に原料の大麦を貯蔵していてそれを狙って鼠が繁殖することが多かったようです。そのためにネズミの駆除のための大事なスタッフとして猫を飼うことが多かったようです。グレンタレット蒸溜所のタウザーは28899匹のネズミを捕獲したそうです。タウザーはネズミを捕獲したら所定の場所に並べてたらしいですよ。

昨今はEUの規則で食品製造業者は建物の中で猫を買えなくなっていたようです。ちなみに今飼われている猫は飼っていても大丈夫だそうなのですがその猫たちが死んでしまうとウイスキーキャットはいなくなっちゃうのかもしれません。

でもイギリスのEU離脱でこの規制も変更なのかな?

スプリングバンク ローカルバーレイ10年 2009ー2019

ずっと飲みたかったスプリングバンクのローカルバーレイ10年 2009 。心斎橋バー・アグレアブルさんの量り売りで購入しました。

アロマは香ばしい麦芽、バニラ、ソルティ、革製品、タバコ、ブラックドライフルーツ、微かにハッカ、背後にピート香が広がる。口に含むと穀物の甘み、フルーツの酸味。喉を通すと軽く心地よい刺激とともにフルーツの酸味が一気に広がる。フィニッシュは甘く爽やかな酸味のパッションフルーツ。

いろんな香味のコンテンツが絡み合って溶けていきます。アルコール飲料であることを忘れてしまいそうなモルトでした。

PS:味には定評のあるスプリングバンクですがこのローカルバーレイは地元産の大麦麦芽(オプティック種)を使用したものです。スプリングバンクで使用される麦芽はもともと100%フロアモルティングによるものですがこのボトルでは産地も地元産で、独特の旨味を出しています。瓶詰めまでの全ての工程をスプリングバンク内で行なっていてまさにスプリングバンクの地ウイスキーと言えるのでしょう。

フレーバーで感じるパッションフルーツ的な香味は最近のオフィシャルボトルでは感じたことがないような新鮮な香味でした。

このローカルバーレイのシリーズもこれで最終のようです。でもウイスキーとその原料が何処で誰がどんなふうに作られたのかが大事な要素になってきているのは確かなようです。他のメーカーもラベルにもっと詳しい情報を記載してくれると面白くなるんですが…

レダイグ13年 2004 エリクサー・ディスティラーズ

大阪、心斎橋アグレアブルさんの量り売りで購入したレダイグです。

アロマはピート、甘い麦芽の香り、燻製香、奥に柑橘系フルーツ、乾いた木香、柔らかいアルコール感。フレーバーは麦の甘さ、暖かいスパイシー感が追いかける。フィニッシュは柔らかいマスカット、レモンピールのような酸味を伴いつつスパイシーなニュアンスが続く。

PS:レダイグはスコットランド、マル島のトバモリー蒸溜所のピーテッドタイプのモルトです。

ラベルのイラストはトバモリー蒸溜所の外観でしょうか。トバモリーは現在はディステル社の所有ですが以前、不動産屋が所有者だった頃に熟成庫はアパートに改造されて売却されちゃったようです。ウイスキーファンからすると「何してくれてんねん!」って感じですがそんな時代もあったんですねー。なので熟成は同じディステル社所有の本土のディーンストン蒸溜所やアイラ島のブナハーブン蒸溜所に運ばれて熟成されるようです。

クレイゲラキ21年 1995 オールドモルトカスク

ホワイトホースの原酒としても有名なクレイゲラキです。

アロマは紅茶、氷砂糖、革製品、焼き菓子、ブドウ、プルーン、濃厚なシェリー香。口に含むとまずはぶどうの渋み、喉を通すと爽やかな甘み、追いかけるように渋み酸味が現れます。甘い紅茶のような旨味がフィニッシュで口中に広がる感覚がたまりません。

PS:シェリー樽熟成の濃厚なクレイゲラキです。クレイゲラキはスコットランド、スペイサイドの蒸溜所でホワイトホース社のピーター・マッキーにより創設されました。当然ホワイトホースの原酒として使われてきましたが、現在はバカルディ社の所有になっており同社のブレンデッドウイスキーであるデュワーズの原酒として有名です。

大阪心斎橋のアグレアブルさんの量り売りでシェリー樽熟成のオススメということで勧めて頂き購入しました。美味しかったです。

ホワイトホース12年

どこでも買えるホワイトホースですがこの12年はかなりの完成度です。

アロマはブドウ、ビワ、イチジク、革製品、マジック、バニラ、背後にピート。時間経過とともに渋いシェリー香が主張してきます。フレーバーはブルーベリーの甘さに軽いピート感、オイリー感、喉を通すとタンニン様の渋みとフルーツの甘さが湧き上がります。

PS:ホワイトホースはアイラモルトのラガヴーリン、スペイサイドモルトのグレンエルギンやクレイゲラキなどをブレンドしているブレンデッドウイスキーとして知られています。スペイサイドモルトの甘くフルーティな魅力にアイラモルトのスモーキーフレーバーがうまく融合しています。このボトルは12年熟成でストレートでも充分楽しめ、かなりのハイコストパフォーマンスです。

ホワイトホースは昔からお手頃値段で美味しく頂けて、学生時代によく飲んでいたのを思い出します。そんなバイアスもあってホワイトホースはスコッチのブレンデッドウイスキーの中では1番のお気に入りです。

グレントファース20年 1996 オーシャンズ ウイスク・イー

このシリーズの魚いい感じです。このラベルのパッチリ目の魚も良い味出してます。

アロマは洋梨、アプリコット、マスカット、バニラ、ほんのりタンニン。柔らかくとてもフルーティな香りです。時間が経つとリンゴや洋梨の香りがより前面に。すりおろしリンゴを思い出しました。口に含むとフルーティな甘み、喉を通すとリンゴ、洋梨の酸味が一気に広がります。フィニッシュでは酸味が心地よい渋味に変化していきます。

PS:フルーティで心地よい酸味、甘みが印象的なグレントファースでした。20年熟成ならではの繊細な熟成感も楽しめます。

これはバーの量り売りで購入しました。最近の自粛の特例措置として、バーのウイスキー量り売りをネットで利用出来る店があります。他に前入り券をネットで販売している店やシステムもあります。いつも素晴らしいお酒と素敵な時間、場所を提供してくれる飲食店がいろんなシステムを使ってこのウイルス騒ぎを乗り越えてくれるのを願うばかりです。

オーヘントッシャン アメリカンオーク

スコットランド、ローランドの伝統の三回蒸留を続けているオーヘントッシャン蒸溜所です。

アロマはバニラ、イチジク、乾いた木香、わずかな沢庵臭、古い畳。フレーバーは柔らい酸味、マイルドで落ち着く舌触り、喉を通すとさらに酸味を伴いながら広がる甘いバニラ香が印象的。フィニッシュは優しい甘さからスパイシー感が広がる。

PS:懐かしく優しい香味。ライトボディですが決して香味が乏しいわけではないです。疲れているときにまったりと飲みたいモルトウイスキーだと思いました。