キルホーマン STRカスクマチュアード

ワイン樽を再加工した樽で熟成されたキルホーマンです。

アロマはピート、モルティー、紅茶、レモン。フレーバーは柑橘の酸味、キャラメル様とモルトの甘み、土臭いピート、タンニン。

ピートの広がりの中に砂糖たっぷりの紅茶につけた皮付きレモンを連想。

PS:これは赤ワインの樽をSTR製法で再生した樽を使って熟成させたキルホーマンです。

STRとは樽の劣化した部分を削り落とすShavinng、樽内部をゆっくりと低温で加熱処理するToasting、その後高温の炎で一気に焼くRecharringからなる樽を再生する工程のことで、新樽と古樽の良さを融合させた樽が出来るそうです。

トマーチン レガシー

ドラックストアでも見かける手に入りやすいシングルモルトですが充分楽しめます。

アロマはバニラ、柿、びわ、ワックス。口に含むと柿のような渋み、マンゴーのような甘み、喉を通すと一気にバニラ感がしみて行きます。フィニッシュに向けては柑橘系、トロピカルフルーツの甘味、樽由来のフレッシュな渋みを感じます。

PS:トマーティン蒸溜所の創業は1897年、最盛期の生産量はスコットランドランド最大級でしたが1980年代のウイスキー不況で倒産。1986年に日本の宝酒造が中心に買収、日本の企業が所有する最初のスコットランドの蒸溜所です。

今回飲んだのはノンエイジのトマーチン レガシーです。値段は手頃ですが味は充分に楽しめるものでした。

グレンファークラス 22年 1997 ザ・ファミリーリザーブ

グレファークラス蒸溜所と日本代理店のミリオン商事が選定した樽の日本限定品、シングルカスク、カスクストレングスです。アロマは焦がした砂糖、ブドウ、ブラックドライフルーツ、優しいピート、かすかに溶剤、ゴム臭。しばらくして焼きりんごやアップケーキ。フレーバーはタンニンの渋み、りんごのタルトの様な甘み、暖かい渋み甘みがフィニッシュで続く。

焼きたてアップルケーキに甘い蜂蜜を垂らした様な甘いニュアンスを感じました。

PS:グレンファークラスのミリオン商事限定ボトリング。565本の限定ボトルで日本限定品。英国ウイスキーマガジン社主催のアイコンオブウイスキー2020の受賞を記念しての記念ボトルだそうです。

ラフロイグ カーディス フィノカスクフィニッシュ

辛口シェリー、フィノの樽を使っての後熟。珍しいです。

アロマは正露丸、ピート、潮の香り、強いドライ感、背後に柑橘系、土の香り。フレーバーはスパイシー、ドライ、ピート、モルティーな甘さ。喉を通すとレモネード、暖かさを伴うピート。フィニッシュは暖かく渋み甘みが下に痺れるように続く

強いピート感、ドライ感が背後にあるので喉を通した時の酸味、甘みが際立ちました。

PS:2018年アイラフェスティバルで発表されたラフロイグ カーディス フィノカスクフィニッシュ。カーディスは主に「フレンズ・オブ・ラフロイグクラブ」というファンクラブの会員向けに年一回リリースされるシリーズです。ファーストフィルバーボン樽で熟成後、辛口シェリーのフィノが熟成された樽で後熟させています。ウイスキーの熟成にフィノの樽を使われることは少ないと思うのですが、このラフロイグとの相性は素晴らしく美味しく頂きました。

ウルフバーン オーロラ

ウルフバーン蒸溜所はスコットランド本土最北、サーソーにある蒸溜所です。

アロマはブドウ、クランベリー、シナモン、バニラ、溶剤、レモン様柑橘系フルーツ、草原の匂い、優しいタンニン。フレーバーは柑橘系酸味、渋み、飲み込むとほんのり甘さを伴いやはり酸味、渋みが広がる。オレンジピールやマスカットを連想。

PS:ファーストフィルのバーボン樽とセカンドフィルのオロロソシェリー樽のブレンド。オーロラの名前の由来はウルフバーン蒸溜所のあるサーソーからは冬場オーロラが見えることがあるからだそうです。蒸溜所からオーロラが見れるなんて素敵ですよね。

ザ・モルトマン シークレットスペイサイド12年 2006

ファンが多いモルトマンのシリーズ。スペイサイドのあの有名な蒸溜所のモルトのようです。アロマはチョコレート、イチジク、りんご飴、赤いブドウ、ローズウォーター、時間が経ってわずかに紅茶の香りも。口に含むと甘みとタンニン様の渋み、ややドライ。飲み込むとリンゴのような酸味が広がり時間が経ってレモンピールのような酸味甘みが続く。

PS:メドウサイド・ブレンディング社がリリースするモルトマンの蒸溜所不明のモルトです。ペドロヒメネスシェリーバットの12年熟成モルトで、噂ではスペイサイドの「マ」から始まるロールスロイスに例えられている蒸溜所のものだそうですよ。

グレンリベット 11年 2001 オールドモルトカスク

濃厚で芳醇なグレンリベットでしたアロマは氷砂糖、キャラメル、濃厚な紅茶、巨峰、背後にバニラ、リンゴのようなフルーツ。フレーバーはタンニンの渋み、ダージリンティーの様なニュアンスも感じる。フィニッシュは優しく渋みと甘みが優しく溶けていきます。

PS:ダグラスレイン社のオールドモルトカスクシリーズのグレンリベット。2001年蒸溜のシェリーバット11年熟成です。2013年にダグラスレイン社はハンターレイン社と2社に分かれていてオールドモルトカスクは現在はハンターレイン社が扱っています。これは分社前直前にリリースされたものです。