タムドゥー10年

変わった形のボトルのタムドゥー10年。食前酒として頂きました。

アロマはバニラ、ブドウ、アプリコット、りんご。

口に含むとまず心地よい渋みが現れ続いてリンゴ、オレンジピール、少しタンニン様の香味。フィニッシュは暖かい酸味、渋みが続きます。嫌味のないシェリー樽の香味が印象的でした。

PS:少し前にボトルデザインが変わったタムドゥー10年。どちらかというと地味な印象ですが好みを問わず気軽に楽しめるモルトだと思います。

タムドゥー蒸溜所はスコットランドのスペイサイド、スペイ川中流域にありかつては密造が盛んだった地域です。以前はカティーサークやフェイマスグラウスの原酒として主に製造されていましたが、オーナーがイアン・マクロード社に代わってシングルモルトとしての生産も増えたようです。

アベラワー 10年

シェリー樽熟成という印象のあるアベラワーですがこの日の最初の一杯目として頂きました。

アロマはみずみずしいブドウ、イチジク、トフィー、バニラ香。フレーバーはぶどうの酸味と優しいスパイシー感。フィニッシュは渋み、酸味、甘みのハーモニー。

バランスの良いシェリー感が印象的です。

PS:アベラワーの現在のオフィシャルのラインアップは12年、16年、18年、アブーナですが、現地では10年も流通しているようで日本に入ってきているのは並行輸入品です。

優しく、バランスの良いシェリー感を感じれるモルトで食前酒としても良いかもしれません。

アードベック トリー・バン 19年

アードベックの新しい定番品です。

アロマはピート、モルティ、タンニン、イチジクの香り。口に含むと柔らかなピート、イチゴ、バニラ、トロピカルフルーツ、赤ワインのような酸味も感じます。

全体的に優しく繊細でフルーティ、燻製香に包まれたシェリー香が絶妙です。アイラモルトの長熟の魅力が詰まっている一本です。

PS:トリー・バンとは「歌う砂」のことでアイラ島にある鳴き砂で有名な海岸の名前です。

踏み締めると鳴く砂のニュアンスとこのモルトを口に含んだ時の香味の絡み合うニュアンスは共通点があるように思います。

シングルモルト駒ヶ岳 リミテッドエディション 2019

駒ヶ岳の今年のリミテッドエディションです。

アロマはメロン、桃、バニラ、イチジク、プラム、スミレ。フレーバーはなめらかで優しい印象。バニラ、干柿の甘さ、柑橘フルーツの酸味も感じます。

フィニッシュは暖かい渋みが続きます。10月初旬の夕方に食前酒として頂きました。季節がら勝手に秋を感じました。

PS:原酒不足の昨今、今年もリリースされた駒ヶ岳のリミテッドエディションです。今年のボトルは秋を感じる優しいウイスキーって印象でした。まだネットでは購入可能のようですよ。

ザ・ファーキン・アイラ カリラ2012

2019倉敷ウイスキーフォーラムで試飲し、気に入って購入しました。

アロマはピート、モルティー、柑橘系フルーツ、バニラ、氷砂糖、ほんのりサルファリー。フレーバーは麦の甘さとピート。続いてバニラと氷砂糖、フィニッシュはレモンピールの酸味と渋みを伴うピート。

PS:ザ ファーキンウイスキー カンパニーがリリースするマルサラワイン樽熟成のカリラ、2012年蒸溜です。ファーキンとは呼ばれる41リットルの樽を使用して熟成させているようですよ。ファーキンとはビールの単位として用いられることが多くイギリスでは1バレルの1/4=1ファーキン=41リットル、日本ではクラフトビールの特定の樽の規格を表し1ファーキン=39.75リットルを表すことが多いようです。

ラフロイグ10年(並行輸入品)

ラフロイグのオフィシャルボトルの定番中の定番です。これは並行輸入品のようです。

アロマは磯の香りを伴うスモーキーフレーバー、ヨード臭、灰の匂い、さらにバニラ香とわずかに柑橘系フルーツの香りも。口に含むとしっかりとしたピート感の後にオレンジピールのような酸味と渋み。スモーキーフレーバーとバニラ香が鼻に抜けていきます。フィニッシュは暖かいピートの香味が残って行きました。

PS:今回飲んだのは並行輸入品です。正規輸入品と基本的に中身は変わらないはずなのですが正規品は日本向けに味が調整されていることがあるようです。このラフロイグも正規品はアルコール度数43度ですが今回飲んだ並行輸入品は40度です。ラベルも写真のように少し貼り付けが浮いてて並行輸入品っぽくて?個人的には好きな感じです。

スモークヘッド シェリーボム イアンマックロード

何でドクロのラベル? っと思いますが…

ドクロがスモーキーフレーバー、赤がシェリー樽熟成の香味を表しているのでしょう。

アロマはピート、革製品、ブラック系ドライフルーツ、バナナ。フレーバーはスモーク、スパイシー、柿の甘さ。濃厚な甘みからビターなフィニッシュ。加水するとリンゴのような酸味も加わりました。

濃厚なシェリーの風味が心地良いピートを背景に引き立ちました。

PS:イアンマックロード社がリリースするスモークヘッドです。中身はアイラモルトですが蒸溜所名は明かされません。このシェリーボムは50%以上がオロロソシェリー樽で熟成された原酒として使われています。

中身はブナハーブン?との話も聞きましたがオフィシャル物とかなり印象が異なります。