グレントファース14年 2003 ダンベーガン

シェリー樽熟成の濃厚なグレントファースでした。

アロマは香木、タンニン、黒ブドウ、プルーン、渋柿。

口に含むとキャンディ、濃厚なシェリー、焦がした砂糖を感じた後アプリコットやイチジクのようなフレーバーが現れました。フィニッシュには心地よい渋甘い余韻が続きます。

PS:スコットランド スカイ島のボトラーズ、ダンベーガンがリリースしたグレントファースです。

グレントファースはスコットランド、スペイサイドのキース地方にある蒸溜所です。ブレンデッドウイスキー、バランタインのキーモルトとして有名です。1980年代のウイスキー不況の際には生産中止に追い込まれていましたが1989年に操業を再開しています。

蒸溜所からの定番オフィシャルボトルはリリースされておらずほとんどがバランタインなどのブレンデッドウイスキーの原酒として使われています。でもバーで時々飲めるボトラーズのグレントファースは美味しいものが多いです。

アバフェルディ12年

あのデュワーズのキーモルトです。

アロマはマンゴー、マスカット、メロンのような爽やかなフルーツ。キャンディや蜂蜜の甘い香りも感じ、背後にカシスや木香の濃い香り。フレーバーはバランスの良いフルーツの酸味と心地良い甘みを感じた後、徐々にスパイシーでドライなニュアンスに

PS:アバフェルディはスコットランド ハイランドの蒸溜所です。バカルディ社が所有していてブレンデッドウイスキー デュワーズのキーモルトとして有名です。雰囲気のある蒸溜所がよく紹介されていてビジターセンターも綺麗に整備されているようです。近くの森には赤リスが生息していて蒸溜所のシンボルにもなっています。

個人的にはスコットランドの是非行ってみたい蒸溜所の1つです。

レダイグ10年

スコットランド マル島のピーテッドモルトウイスキーです。

アロマはピート、スモークが強く麦の甘い香りとかすかなイチジクのようなフルーツも感じました。

口に含んでもピート、スモーキーフレーバーが強く、同時にバニラや甘いキャンディのような味わいもあります。重厚感は控えめで、フィニッシュに向けてはドライでピート感が残っていき磯っぽさ潮っぽさは控えめでした。

PS:長堀橋のBar Pitさんでブラインドテイスティングの形式で頂きました(ミステリーボトルという名で銘柄を明かしていないシングルモルトを常時味わえます) 。

そのスモーキーフレーバーから当然アイラモルトを想像しましたがレダイグか〜!って感じでした。レダイグはスコットランド、マル島のトバモリー蒸溜所がリリースしています。ノンピートタイプのトバモリーと今回飲んだピートタイプのレダイグをリリースしています。

ブラインドテイスティングするとウイスキーの銘柄や値段に惑わされることなくウイスキーそのものの真価に向き合えるようで面白いですよ。

スピークイージー スペイサイド ブレンデッド・モルト

スピークイージー(闇酒場)という名のスコットランド、スペイサイドのブレンデッドモルトウイスキーです。

アロマはバニラ、香木、タンニン、溶剤

フレーバーは濃厚で渋み甘みのハーモニー、フィニッシュは赤ワイン様の渋みにレモンっぽい酸味が加わりゆっくり溶けていく感じでした。

PS: ボトラーズのダグラスレイン社がリリースしているスピークイージーです。スピークイージーとは1920年から33年に施行されたアメリカ禁酒法時代の闇酒場のことです。因みにこの時代の密造酒をムーンシャイン、密造業者をムーンシャイナーっと言ったそうです。

結局この法律は悪質業者やギャングの暗躍、さらには治安の悪化を招き施行14年で廃止になっています。

お酒を飲んでも逮捕されない時代と場所に生まれて良かったです。

今回はスペイサイドブレンデッドモルトを頂きました(スコットランド、スペイサイドのシングルモルトウイスキーをブレンドした物です)。製品としてはほかにアイラブレンデッドモルト、ローランドブレンデッドモルトがあります。

マクダフ15年 フレンズオブオーク

シェリー樽の効いたボトルということでいただいたマクダフですが繊細で華やかな味わいでした。

アロマは洋ナシ、春の花、爽やかな香木、全体的に華やかなで繊細な印象。口に含むと上品なシェリー感とともにフルーツと花のフレーバーが変わるがわる現れました。フィニッシュは爽やかな甘みと渋みが残っていきます。

PS:エイコーン社のリリースするフレンズオブオークのシリーズ。マクダフです。ラベルの絵が綺麗でした。この花はスコットランド国花のアザミですね(この蝶の名前は何でしょう?)。ラベルとウイスキーの味わいがリンクしてるようで面白かったです。

このシリーズ他にもおいてましたが絵が綺麗でしたよ。

マクダフはスコットランドのハイランドの蒸溜所ですが蒸溜所のリリースするスタンダードのボトルはザ・デヴェロンという名前でリリースされてます。今回飲んだボトルは瓶詰め会社のものでマクダフの名でリリースされていてラベルが印象的でした。

余市 woody &vanillic

居酒屋で偶然見つけた余市蒸溜所内限定のボトルです。

アロマはイチジク、バニラ、香木、白檀、森の香り。かすかにピート。

口に含むと甘みと渋みがバランス良く広がり、心地良い渋みがフィニッシュに残って行きました。

PS:これは余市蒸溜所内限定のボトルのはずです。ここの店の店員さんかお客さんのお土産かな?意外な場所で意外なボトルに出会えてラッキーでした。

このシリーズは今でも蒸溜所においてると思うのですが以前は5年、10年、15年、20年、25年くらいの樽出し原酒が販売されてて有料試飲もできる状態だったのを思い出します。

原酒不足でそんな光景は今では見れなくなりましたが10年後、15年後に原酒の生産が追いついて、以前のように原酒を蒸溜所でゆっくり試飲できる日が待ち遠しいです。

ロイヤルロッホナガー 12年

ボトルがシンプルでいいな〜っと思って買ってしまいました。

アロマは青リンゴ、金柑、爽やかな木や森の香り、少しオイリーでスパイシーな成分も感じる。フレーバーはフルーティな甘さの中にオイリーさも混じる。フィニッシュに向けて少しスパイシーな感じが残っていきました。印象としてはフルーツと木の香りのウイスキーって感じでした。

PS:ロッホナガーって何やらカッコいい名前のウイスキーですが地元の山の名前でゲール語で「岩の露出した湖」って意味みたいです。資産家ジョン・ベグが創業者ですが隣のバルモラル城をビクトリア女王が購入した際に女王一家を招待したことから王室御用達のワラントが届き、以来名前の頭にロイヤルを名乗ることが許されているようです。

他にロイヤルを名乗ることが出来る蒸溜所はグレンユーリー・ロイヤル、ロイヤルブラックラがありますがグレンユーリー・ロイヤルは1985年に閉鎖されています。

ロイヤルって名乗れるのはイギリス人にとっては特別の意味があるようですね。日本にもブレンデッドウイスキーですがサントリー ロイヤルってのがありますね〜。