ポートシャーロット10年

ブルックラディ蒸溜所がリリースするポートシャーロットですが、ポートシャーロットはブルックラディ蒸溜所の近くに実際にあった蒸溜所です。

アロマは乾いたピート、モルティー、柑橘フルーツ、麦わら、溶剤。フレーバーは砂糖入りのレモンジュースの様な酸味、甘みを伴いながらピート感が全体に広がる。フィニッシュはピートとレモンピールの甘み、酸味。

PS:ポートシャーロットはスコットランド、アイラ島のブルックラディ蒸溜所のヘビリーピーテッドタイプのシングルモルトです。ファーストフィル、セカンドフィルのバーボンバレルとワイン樽で熟成された原酒が使われています。

ポートシャーロットは現在のブルックラディ蒸溜所の近くにあって1929年に閉鎖された蒸溜所です。再建計画もあったようですが最近あまり聞かなくなりましたねー。

シングルモルト 宮城峡

久しぶりにスーパーで売ってるのを見かけました。

アロマはバニラ、渋い木香、ローズウォーター、桃。フレーバーは木の渋味、少しスパイシー。喉を通すとリンゴ、レモンピールの様な酸味と甘みが続きます。

PS:原酒不足のため最近見かけなくなった日本のシングルモルトウイスキーです。宮城峡と余市のノンエイジのものだけは、たまにスーパーとかで見かけますね。この前スーパーで定価で販売していたので購入しました。

ストレートでもロックでもハイボールでも美味しく味わえますが、5、6年ほど前までは山崎、白州、余市、宮城峡の12年熟成が無理なく定価で手に入り普段飲み出来てたのを考えると時間の流れを感じます。

メーカー側も設備投資をして増産体制に入ってますが10年熟成のウイスキーが出来るまでには当然10年以上かかりますね。

10年後にウイスキー造りに関わる人たちが納得してリリースする10年、12年熟成のジャパニーズシングルモルトを味わえるのを願うばかりです。

知多

知多はシングルグレーンウイスキーですね。

アロマは湿った木材、バニラ、ココナッツ、香り立ちは穏やか。フレーバーは苦味も伴うバニラ様の甘さ、気をしゃぶったニュアンスを連想。割と単調、フィニッシュに向けて渋みが支配し,ドライな味わいが残る。

モルトウイスキー と同列にして比べると単調で、軽い香味ですがグレーンウイスキーとして味わえば軽やかでクセのない飲みやすいウイスキーと言えると思います。あとは個人の好みの問題でしょうか。

PS:今や居酒屋のハイボールの定番となった感のある知多ですが今回はストレートで飲んでみました。ストレートでは香味のコンテンツは少なく軽いですが、食事のお供としてのハイボールでの味わいはなかなかのもんだと思います。

ミルトンダフ 7年 2011 アスタモリス

このアスタモリスのラベル大好きです。アロマはブラック系ドライフルーツ、焦がした砂糖、溶剤、タバコ、なめし皮、タンニン。フレーバーはスパイシー、アルコール感、タンニン様の渋み、巨峰、溶剤。加水すると全体的に滑らかで香ばしい香味が広がり、心地よい酸味を伴う柑橘系のフルーツ感が現れる。フィニッシュはフルーツの甘み、渋み。加水した後では紅茶の様なニュアンスもあります。

PS:ラベルのカエルがキモ可愛いくて印象に残るアスタモリスのミルトンダフで、富山の酒販店モルトヤマさんのプライベートボトルとしてのリリースです。ミルトンダフはなんといってもあのバランラインの原酒として有名ですね。シングルカスク、カスクストレングスのアルコール度数60.6%のボトルですが、これは流石に加水した方が飲みやすくて、魅力が出るように感じました。

今日は開栓仕立てでしたが、ボトルを飲み進めて行く過程での味の変化も楽しめそうな予感がします。

キルケラン 12年

このキルケラン はスコットランド、キャンベルタウンのグレンガイル蒸溜所で造られています。アロマはタンニン様の樽香、バニラ、洋梨、柑橘フルーツ、スミレ、ソルティ、オイリー、ほんのりピート、時間が経ってドライフルーツ。フレーバーは柑橘フルーツ、塩チョコレート、タンニンの渋み、優しいピート。フィニッシュは優しいピートを伴いながら、柑橘系フルーツの渋み、甘みが残ります。

PS:キルケラン を生産するグレンガイル蒸溜所は1872年創業ですが一時は休止状態でした。それをスプリングバンク蒸溜所のオーナー、ヘドラー・ライト氏が2000年に買い取り2004年に生産を再開しています。

グレンガイルという商品名はグレンスコシア蒸溜所により登録されているため、この蒸溜所のシングルモルトはキルケラン としてリリースされています。キルケラン とはキャンベルタウンの旧名だそうです。

ボウモア10年 1999 マーレイ・マクダビッド

ソーテルヌワイン熟成樽で後熟したボウモアです。

アロマはスミレの様な花の香り、ピート、メロン、イチジク、バニラ。フレーバーは優しいピートを背後にドライな渋味とともに花のようなエキスを感じる。フィニッシュはアーモンドのような甘み、乾いた渋み。

PS:超甘口ソーテルヌワインの最高峰として知られているシャトー・ディケムの熟成樽で後熟されたボウモアです。優しいピートに花の香り、爽やかなフルーツの香味が絡み合って楽しめました。

グレンロセス セレクトリザーブ

ズングリしたボトルが印象的です。アロマはタンニン様の樽香、チョコレート、氷砂糖、ブドウ、イチジク、柑橘系フルーツも混在し、少し溶剤のようなニュアンスも。フレーバーはブドウ、ブラック系のドライフルーツ、蜂蜜、アセロラ。口に含んで甘み、渋みが主体で飲み込んだ時点で酸味が重なってくる感じが心地よいです。

多少アルコールによる刺激を感じるが、加水すると舌触りが滑らかで甘さが強調されます。

PS:ズングリとしたボトルが可愛いのに対して、ラベルはサンプルボトルのラベルを模しています。香味のコメントなども書かれていて結構面白いです。

チョコレートをマリアージュにするとウイスキーもチョコも引き立ちました。