カークウォールベイ オークニーシングルモルト モリソン&マッカイ

モリソン&マッカイ社がリリースするカークウォールベイ。中身はハイランドパーク?

濃厚な香りだち、柑橘系フルーツ、ベリー、甘い麦芽香、背後に温かいピート。
フレーバーはベリーの渋み、麦芽の甘さ、ソルティで柔らかいピート感、塩キャラメルを連想。
フィニッシュは麦芽の甘さ、タンニンの残り香のような渋みが長く続く。

PS:モリソン&マッカイ社がリリースした、カークウォールベイ。オークニー諸島メインランド島のカークウォールといえば「北の巨人」と称されるハイランドパーク蒸溜所がある場所です。

ハイランドパークはフロアモルティングを行なっており約20%を30〜40ppmの自家製麦芽で賄っています。オークニー諸島のピートはヘザー、草、苔などが堆積して出来たもので、他の地域での樹木が堆積して出来たピートと違い独特のフレーバーを生み出すと言われています。
他にシェリー樽のへのこだわり、ロケーションから生まれる潮っぽさなど、コンテンンツが豊富で凄くリッチな味わいを楽しめることが多いと感じます。

このボトルもフルーティでありながら潮っぽくピーティー、甘い麦芽香も印象的でした。

コンパスボックス オーククロス

コンパスボックスのオーククロス。堺東のラルゴで頂きました。

アロマはマスカット、バニラ、淡い色の花、蜂蜜、時間がたってオレンジ、紅茶。
フレーバーは柔らかい酸味、甘み、マスカット、アプリコットを連想。
フィニッシュはスパイシー感を伴いながら心地よく酸味、甘み、渋みがばバランスよく溶けて行きます。

PS:これはブレンデッドモルトで原酒は1stフィルバーボンバレル熟成のクライヌリッシュ、ダルユーイン、ティーニニックで、これらをブレンド後再度、その40%を樽の鏡の部分のみフレンチオーク新材を使った1stフィルのバーボンバレルで熟成。残りの60%を1stフィルのバーボンバレルで熟成させ、再度ブレンドしたもののようです。
この独特の樽使いからオーククロスと名付けられているんですね。

この日の1杯目に頂いたのですが、マスカットのような独特な酸味が印象的だったので、ネットで探して購入しました。比較的手頃な値段で手に入りオススメです。

ウイスク・イー トイ・ボックス ベンネヴィス 5年 2015年

ウイスク・イーのトイ・ボックス シリーズのベンネヴィスです。

アロマは強く重い香り立ち、氷砂糖、ベリー、ダークチョコレート、焦がした蜂蜜、カリントウ、ブラッドオレンジ。
フレーバーは香ばしく濃厚な甘さ、葡萄やオレンジの酸味、背後のピートフレーバーが良いアクセントに。
フィニッシュは葡萄の皮の甘さ、渋み。

高い度数、熟成年数の若さながら濃厚で甘いフルーツ感をゆっくり堪能できます。加水すると葡萄と柑橘系のニュアンスがより優しく香り出します。

PS:ウイスク・イーはボトルデザインで飲み手の好奇心をいつもそそってきます。そして飲んでみて後悔しませんね。個人的にはオーシャンズのシリーズが好きですが、この新しいトイボックスのシリーズも魅力的ですねー。
このトイボックスのベンネヴィスのボトルもレトロっぽいオモチャのイラストと、濃厚な甘さを堪能出来きる素敵な1本です。

ザ・ファイネストスペイサイド 32年 Y‘sカスク

蒸溜所名不詳ですがラベルにロールスロイス、そしてシェリー樽熟成といえば蒸溜所は明らかです。これは他の蒸溜所の原酒を極少量加えたティースプーンモルトのようです。

焼いたリンゴ、ぶどうの皮、ハチミツ、焦がした砂糖、タンニン、濃厚で香り立つ紅茶、時間が経ち柑橘フルーツ。
フレーバーはレモンチーズケーキの酸味,甘みに続き収斂性のあるブドウの渋み。
濃厚でミディアムからフルボディ、シルクのような舌触り。フィニッシュは芳醇で心地よい渋みが長く続きます。

PS:マッカラン?のティースプーンモルト。
ティースプーンモルトとは単一の蒸溜所の原酒に極少量の他の蒸溜所の原酒を混ぜたモルトウイスキーのことです。これで売りに出された原酒は法律上、出荷元の蒸溜所名を名乗ることが出来ません。
ティースプーンモルトにする理由は、瓶詰め会社の出すボトルと自社のボトルが競合しない様にするためや、自社のウイスキーの目指す味と違う原酒を売る場合(ブレンデッドウイスキー用に用意していた原酒が掃けなかった場合にそれを売る場合など)にそれが自社のブランドイメージを損なうことを防ぐためと言われています。
一般的に凄くリーズナブルな価格で出回っていて、モルトウイスキー好きには有難い存在です。

グレンアラヒー10年 2008 シェリーバット ワン・モア・イヤー for モルトヤマ

ボトルデザインにも目を惹かれるグレンアラヒーでした。

アロマはなめし皮、プルーン、ベリー、タンニン、香ばしい麦芽、チョコレート。
フレーバーはレモン、葡萄の皮の酸味、喉を通すと濃厚で芳醇な香りだちが口の中に広がる、ミルクチョコレートのようなニュアンスも感じる。比較的若く、アルコール度数は高いですがほとんどネガティブな要素を感じない。濃厚で芯があり、ゆっくりと楽しみたいと思わせるボトルでした。
加水すると更に甘さが際立ちます。

PS:大阪の堺東のラルゴでさんで頂きました。富山の酒販店モルトヤマさんのプライベートボトルで、1年前にリリースしたボトルのウイスキーを樽に残しておいて1年間追加熟成させたボトルのはずです。このボトルの存在は知っていたのですが、飲む機会もないかなっと思っていましたが、たまたま出して貰ったボトルがこれでした。ボトルデザインも含めて素敵なボトルです。1年前のボトルも飲みたかったです。

シーバスリーガル18年

最近発売ミズナラばかり目立ってますがやっぱりこのシーバス18年が源泉と感じます。

アロマはバニラ、黄桃、青リンゴ、湿ったウッディー感、熟した麦芽香、イチジク、ほんのりタンニン、微かにドライなピート感、濃い色の花。

フレーバーはバニラ、麦芽の甘さ、続いて青リンゴを思わせるフルーツの甘さ、酸味。フィニッシュはトロピカルフルーツの酸味。

PS:シーバスブラザーズ社の創業は1801年で1843年にはヴィクトリア女王から王室御用達のワラントを受けています。シーバスリーガルは1909年にリリースされ、以来ブレンデッドスコッチウイスキーの代表的なブランドとして名を馳せてきました。アイゼンハワー元アメリカ大統領や吉田茂元首相が愛飲したことでも有名です。

スペイサイドのモルト原酒が中心に使われていると思われますが、キーモルトはストラスアイラです。

シーバスリーガル18年はスペイサイドモルトの魅力をブレンデッドウイスキーで体現したような1本と感じました。

ハイブ ウィームスモルト社

ボトルのミツバチが蜂蜜の甘い味を連想させるブレンデッド・モルトウイスキーです。

アロマはオレンジ、蜂蜜、びわ、バニラ、かすかにタンニン。フレーバーは蜂蜜の甘さ、オレンジの酸味に適度なスパイシー感とかすかなスモークが重なりフルーティな香味が強調されます。フィニッシュはオレンジピールの心地よい渋み。

PS:ウィームス社のオーナーであるウィームス家はエジンバラ郊外にあるウィームス城の城主でワイン商として活動してきましたが2005年から独立系ボトラーズとしてウイスキーのリリースを行なってきました。特徴的なのはそのウイスキーの特徴を簡単なワードで表現しているところです。このボトルのハイブ(ミツバチの巣箱)は蜂蜜の甘さを連想させます。マリアージュとして柑橘系フルーツのドライフルーツとの相性は抜群でした。このシリーズでは他にスパイスキング、ピートチムニーがあります。

ジョニーウォーカー プラチナラベル18年

すでに終売になったジョニーウォーカー プラチラベルです。

アロマはウッディー、バニラ、ハチミツ、キャンディ、完熟リンゴ、アプリコット、フルーツを伴うピート、微かにタンニン、金属香。バランスの良さを感じる。

フレーバーは優しく滑らかな飲み口、リンゴ、プラム、紅茶の酸味と甘み、続いてキャンディのような甘さ、舌に溶けていきなからピートとフルーツの甘さが残る。

PS:ジョニーウォーカー プラチナラベル 18年、久しぶりに飲みました。優しく滑らかで凄くバランスの良いブレンデッドウイスキーです。ウイスキーを毛嫌いする酒飲みの方に勧めたくなるような完成度の高いウイスキーです。ゆっくり時間を感じ、優しい気持ちになれます。

ただこのウイスキー、既に終売になっているようでこれから飲める機会は減りそうです。バーで見かけたら是非、口にされるのをお勧めします。

キャンベルタウンロッホ30年

スプリングバンク蒸溜所がプロデュースする長熟のブレンデッドウイスキーです。

アロマは落ち着きながら優しく香り立つ、プラム、バニラ、瑞々しい紅茶、ベリー、アプリコット、梅酒、淡い赤い花の香り。

フレーバーはプラムの酸味、甘み、ゆっくり溶けながら舌に溶けて,渋みが優しくあらわれます。滑らかで優しく南国フルーツのニュアンスも感じる。

PS:キャンべルタウンにあるスプリングバンク蒸溜所がブレンドし、ボトリングしている限定のブレンデッドウイスキーです。

キャンベルタウンロッホはキャンベルタウンの湖のことですが、日本のウイスキー愛好家は有楽町のバー、キャンベルタウンロッホを思い浮かべるんじゃないんでしょうか。他に同名の歌がありますね〜。「キャンベルタウンロッホがウイスキーだったらいいのに〜。そしたら全部飲み干すのにな〜」みたいな歌詞だった思います。気持ちはわかりますがいつの時代もちょっぴりダメな?人はいるものです。

ダフトミル 2006

ダフトミルはスコットランドはローランド、ファイフ地方のファームハウス蒸溜所です。

アロマはプラム、梅酒に漬けた梅、完熟リンゴ、ピンクの花、時間が経ってオイリーで芳醇な麦芽、柑橘系フルーツ。フレーバーは香り立つ酸味、プラム、レモンなどのフルーツ香に続きカスタード、キャンディのような甘み、フィニッシュは甘渋く、暖かい。ミディアムボディで心地よいスパイシー感も伴います。

PS:ダフトミル蒸溜所はローランドのファイフ地方にある生粋の農家であるカスバート家の兄弟が運営するクラフト蒸溜所です。農業が休みになる11月から2月にウイスキーを造りを行い樽詰めし、最近になって少量ずつリリースしているようです。

原料はもちろん敷地でとれた大麦でノンピート麦芽です。昔ながらの農場兼蒸溜所、ある意味ウイスキー造りの原点を思わせる気になる蒸溜所です。