オクトモア 08・2

免税店限定のオクトモアです。

アロマはピート&モルティ,スパイシーでわずかにタンニン様の木香。フレーバーはピート、麦の甘み、ブラック系ドライフルーツ、ブドウの酸味。

ピート感は突き抜けているが樽由来の渋み、甘みを伴う香味も豊か。フィニッシュはピート感と麦の甘み。

PS:カスクストレングスでアルコール度数58.4度、フェノール値(ピート香を表す大麦麦芽の指標でピーテッドタイプの代名詞とも言えるアードベックでも55〜65ppmです)167ppmと数値上は突き抜けてる感じです。

意外?とピート以外の香味も豊かです。ただ気軽に楽しむって感じのモルトではなくウイスキーの側からしっかり向き合うことを要求してきます。

グレンフィデック12年

世界一売れてるシングルモルトです。

アロマは洋梨、リンゴ、バニラ、ほんのりタンニン様の木香、オイリーさも伴います。フレーバーはリンゴの酸味と樽由来の渋み、ハチミツのような甘さも伴う。フィニッシュは洋梨のような酸味が印象的。

PS:グレンフィデック蒸溜所はウイリアムグラント&サンズ社が所有しスコットランド、スペイサイドにあります。世界一売れているシングルモルトであると同時に1963年に初めてシングルモルトを製品化した事でも有名です。何処でも買えて飲めるのでこのモルトウイスキーをじっくり飲むこともなく軽く見てしまいがちですが今回ボトル買いしてしっかり飲んでみると売れていることが納得できる香味を感じました。

気軽にフルーティで華やかなモルトウイスキーを楽しみたい人にはやはりおすすめです。ハイボールでもロックでもストレートでも楽しめます。

グレンファークラス1989 メインモルト&キャンベルタウンロッホ

飲んでると幸せを感じる特別なモルトウイスキーでした。

アロマは氷砂糖、ブラックドライフルーツ、蜂蜜、プルーン,僅かにサルファリー。

フレーバーは苦味と甘味から一気に花の香りが広がる。(飲んだことないですが…)想像上の最上質の赤ワインのような酸味、渋みがフィニッシュに。

体に染み込んで来るような熟成された芳醇な香味を感じます。

PS:もともとウイスキー・フープ会員向けに出されたもののようですが三ノ宮のメインモルトさんと有楽町のキャンベルタウンロッホさんとのコラボボトルとして一般流通もしたようです。

豊かで複雑、芳醇な香りは忘れられません。

ティーリング シングルポットスチルウイスキー

2015年に開設した新しい蒸溜所が造るアイリッシュ伝統のシングルポットスチルウイスキーです。

アロマはりんご、ライチ、フェノール臭、皮製品、オイリー。口に含むとオイリーな香味が広がり、飲み込むとスパイシー感とともにリンゴの酸味。続いてレモンピール様の心地良い苦味が現れます。フィニッシュの渋み酸味が印象的です。

PS:シングルポットスチルウイスキー(アイリッシュポットスチルウイスキー)はアイルランドの伝統のウイスキーです。定義上はその原料が未発芽大麦と大麦麦芽をどちらも30%以上使い他の穀物原料は5%を超えないものをさしますが伝統的にはそれに加え大きな単式蒸留器で3回蒸留することで造られているアイリッシュウイスキーを指すことが多いようです。

つい最近までは普通に手に入るのはミドルトン蒸溜所のレッドブレストぐらいでしたが、新しく出来たクラフト蒸溜所でいろんなものが造られていて今後いろんなシングルポットスチルウイスキーが飲めるようになって来ると思います。

その1つがこのティーリングシングルポットスチルウイスキーです。

ポルフィディオ 2G

テキーラで有名なポルフィディオが初めてリリースしたユニークなウイスキーです。

アロマはスミレ、青リンゴ、バニラ、フェノール、硫黄。フレーバーは花と草原、しばらくしてブドウの酸味が漂います。ハーブ系の香味が漂いフィニッシュの渋い酸味が印象的でした。

PS:テキーラで有名なポルフィディオがリリースしたポルフィディオ2Gですが生産はオーストラリアのアウトバック蒸溜所です。原料はオーストラリア産のブルーバーレイで熟成は運搬される過程での船上熟成とオランダです。そして気泡入りガラスで出来たボトルも独特です。

作った会社がメキシコの会社、蒸留、樽詰めまでがオーストラリア、熟成が船上とオランダという変わり種のシングルモルトウイスキーです。

ヘーゼルバーン13年 オロロソカスクマチュアード 2004

スプリングバンク蒸溜所の3回蒸溜、シェリー樽熟成のモルトです。

アロマは黒砂糖、梅酒、タンニン、チェリー、サルファリー、ほんのり柑橘系の香りもあり。フレーバーは焦がした砂糖、キャンディの甘みとタンニン様の渋み、僅かにソルティ感もあり。フィニッシュでは渋みと心地よい酸味が続きます。濃厚でフィニッシュも長いがひつこさはなく上品なモルト。

PS:スコットランドのキャンベルタウンに位置するスプリング蒸溜所。2回蒸溜でピーテッドタイプのロングロウ、2.5回蒸溜のスプリングバンク、3回蒸溜のヘーゼルバーンをリリースしています。ヘーゼルバーンは昔キャンベルタウンに実在した蒸溜所の名前であの竹鶴政孝がウイスキー造りを学んだことでも有名です。

このボトルの熟成樽にはオロロソシェリーの熟成樽が使われています。濃厚で甘いけどフィニッシュでは酸味がアクセントになってひつこさを感じさせないモルトでした。

グレンエルギン12年

派手でもなく地味でもなくさりげなく主張するこのボトルは外見も中味も大好きです。

アロマは桃、バニラ、オレンジピール、木香、草原の香り。フレーバーはハチミツ、オレンジピールの次にブドウの酸味、少しサルファリー。フィニッシュの木香を伴った酸味が心地良いです。

PS:スコットランドのスペイサイドのエルギンにあるグレンエルギン蒸溜所。あのホワイトホースの原酒としてあまりにも有名ですが意外とシングルモルトとして飲む機会は少ないかもしれません。甘さと酸味のハーモニーが魅力的です。

ラベルの鳥は蒸溜所周辺に生息しているイワツバメだそうです。