岡山蒸溜所に行って来ました。
えらく街中にある蒸溜所で驚きました。日本酒、ビール、ジン、ウォッカ、焼酎、ウイスキーといろんなアルコールを作っていました。
この3つのセットになってるのが糖化槽です。この3つで効率的に糖化、濾過、煮沸滅菌まで行うようです。この工程はビールと共通で通常のウイスキーの糖化工程とは異なり煮沸滅菌も行うとのことです。
発酵槽は見れませんでしたが日本酒造りの技術を活かし、20から22度の低温で約一週間もの間発酵させるそうです。出来るもろみは吟醸酒のようなクリアな香りがして吟醸ウイスキーと呼ばれています。
スチルはドイツのホルスタイン社製のもので単式蒸留釜の横にコラムスチルがくっついたハイブリッドタイプでした。以前はステレス製の蒸留釜があったそうですが2015年に現在の銅製のものが導入されたそうです。
樽の貯蔵庫はまだまだ小さくて何やら凄く大事そうに保管されてました。通常のバーボン樽やシェリー樽以外にブランデー樽やミズナラの樽もありましたよ。
岡山蒸溜所では岡山産の二条大麦を原料に日本酒や焼酎造りで培ったノウハウを活かして地元岡山の風土を生かしたウイスキーが造られていました。
併設されているレストランでウイスキーも頂きましたがジンもなかなか美味しかったです。
岡山駅から近くウイスキーに限らずお酒好きの人にはここの見学はおススメです。