スイスのマイクロディスティラリー、ランガトゥン蒸溜所の限定品です。
アロマは巨峰、焦がした砂糖、キャンディ、レモン、蜂蜜、革製品、濡れたダンボール。
口に含むと収斂性のある渋みに濃厚な甘みが絡みつく。いい意味でも悪い意味でももったりとまとまりのない濃厚さが印象的ですが加水すると甘み、酸味、渋みの魅力が整理されてかわるがわる現れてきます。特にフィニッシュにかけて残ると柑橘系の酸味は心地いいです。
PS:ランガトゥンは1857年創業のスイスのマイクロディスティラリーです。歴史は古いのですが第一次世界大戦以降ウイスキー造りは中止されていて、2005年より再開、2007年にランガトゥン蒸溜所を再度設立しています。
このボトルは2019年大阪ウイスキーフェスティバルで手に入れたものです。ペドロヒメネスシェリー樽熟成の濃厚さと柑橘系の酸味が魅力的で買いました。